







アン・ゼソン/作・絵
林木林/訳
林木林さんサイン本です!
2020年ボローニャ国際児童図書展ラガッツィ賞(オペラプリマ部門)受賞作の日本語版。
丸善ジュンク堂書店様のPR誌『書標』絵本雑誌『月刊MOE7月号』(白泉社)ファッション誌『FUDGE』(三栄)にてご紹介されるなど発売時より話題となっています🐻
【内容紹介】
まだ誰もが民族衣装を着て暮らしていた頃のこと。 町なかの「三叉路」に初めての洋服店ができました。
その名も「サンサロようふく店」。お店のあるじはドックさん。
三叉路は三本の道がであう場所。 大勢の人がお店の前を通ります。
通りかかる人たちはみんな大変めずらしがって...
お客さんのために、1着1着、ていねいに洋服を仕立てるドックさん。
その姿勢は、時代が変わっても子・孫へと受け継がれていきます。
世界中の出版社や作家、イラストレーターが作品をアピールする場となっている国際的な絵本の見本市「ボローニャ国際児童図書展」のオペラプリマ賞(新人賞)受賞作を、詩情あふれる独自の視点で多彩な作品を創作する詩人であり絵本作家の林木林(はやしきりん)が翻訳した作品です。
林木林にとって本作は初の韓国語翻訳作品となります。
【著者紹介】
作・絵/ アン・ゼソン
韓国の絵本作家、イラストレーター。
『サンサロようふく店』が絵本デビュー作となる。
2014年と2017年にボローニャ国際絵本原画展で「今年のイラストレーター」に選出され、今後が楽しみな絵本作家。
翻訳/ 林 木林(はやし きりん)
山口県生まれ。
詩人、絵本作家、児童書の作家、言葉遊び作家、ダジャレーヌ、女流オヤジギャク作家。
『ひだまり』(光村教育図書)で産経児童文化賞、『みどりのほし』(童心社)で児童ペン賞絵本賞を受賞。
『あかり』『ひだまり』『こもれび』(いずれも光村教育図書)『おちゃわんかぞく』(白泉社)『おおきなけやき』 (鈴木出版)『二番目の悪者』(小さい書房)など多数の絵本作品、『ぜったいあけちゃダメッ!シリーズ』(永岡書店)『ココロノ オクノ トオクノ オト』(光村教育図書)などの翻訳作品も多数手がける。
ポエジーとユーモアを大切に、ユニークな視点で多彩な作品づくりが特徴的な絵本作家。
【翻訳者 林木林よりコメント】
まるで映画を観ているような絵本 それがこの作品の第一印象でした。
その時すぐに思い浮かびました。
日本語版もぜひ、ノスタルジックな映画みたいな一冊にできたらと。
この絵本を手にした皆さまが、ほんのひととき日々の喧噪を離れて、ゆっくりと心の旅に出かけられる、
そんな一冊でありますように。